9/28(sat) イチセトミライミーティング

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Event Report
9/28(sat)
「イチセトミライミーティング」

先日、2024年9月30日にiti SETOUCHIは2周年を迎えました。
これまでたくさんの方々に支えられて無事に2周年を迎えることができたことを記念し、イチセトのこれまでとこれからを語り合う場として「ミライミーティング」と題した交流イベントをコワーキングスペースtovioで開催しました。

最初にアカデミックな視点として大学院の主旨論文研究テーマとしてitiSETOUCHIを取り扱った2名から発表会を開催。
まずは東京大学大学院を昨年卒業された高野楓己さんのプレゼン発表。
地方都市における旧百貨店建築物の活用実態を研究されており、岩手花巻のマルカンビルと、広島福山の旧そごうを対象に1年間リサーチ。
エリア志向、スピード優先、身の丈志向、 ローカルの力という4点に着目し、部分活用を推進した共通の考えについて発表いただきました。
また早稲田大学大学院の信野翔満さんからは、まだ修士論文は研究途中ということもあり、8月に開催された「まちなかアスレチック」のすべり台制作WSの内容を中心に発表。
制作されたすべり台は館内でイベント時に利用されていますが、「まちなかアスレチック」のメンバーは新しい試みも検討しているようで更なる展開への期待が高まります。

続いてミライトーク。
iti SETOUCHI館内で継続的に行われている様々な取り組みについて、各団体の代表者さまから発表。
大田さんによるitiDIYスタジオの取り組みや、すっかりお馴染みになったiti neighborsさん、STUilyさんの活動、まさに当日開催されていたBARしまむらに加え、第3日曜市やリトワンなどのイベントなど盛りだくさんの内容に。
意外と各団体同士の接点は少なかったりするもので、活動発表を通じて交流の場にもなりました。

最後にこうした多様な活動のハブとなり交流の場となることを狙って、この秋から導入予定のまちづくりのデジタルプラットフォーム”my groove”の操作体験会も実施。
「小さなまち、イチセト広場」と名付けられたWEBプラットフォームにご参加いただき、ミライトークに関する感想や期待をシェアした後に、「多様な人が関わりやすいitiになるために、どんなことがあると良い?」というテーマで意見を募集しました。
屋根付きの公園として若い世代の集いの場となっている一方で、開業初期は過ごしづらかった環境が改善されてきている中で、シニア層にももっと参加してもらい、居場所としても活用してもらいたい!などの意見も集まりディスカッションのテーマとなりました。
デジタル上のコミュニティプラットフォーム「my groove」は間もなく一般向けにもご案内を開始いたしますので、公開されましたら是非ご参加ください!