8/14(thu)〜8/28(thu) digital fabrication design and physical scale model exhibition
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Event information
2025/08/14(Thu)〜8/28(Thu)
digital fabrication design and
physical scale model exhibition
@ichiro_ota@iti_diystudio

広島市を拠点に、建築設計やCNC、レーザーカッター、3Dプリンターなどを活用したデジタルファブリケーションによる設計・製作、子ども向け木工作ワークショップなどを展開する大田設計事務所による展示がit’sCubeでスタートしています。
〉イベント・コンセプト
現代の建築・デザインプロセスにおいて、デジタルファブリケーション(以下、デジファブ)の技術は、創造性と実現性の新たな可能性を切り開いてきました。
本展覧会では、大田一朗(大田設計事務所)の作品を通じて、コンピューテーショナルデザインからデジファブ技術を用いた実制作までの流れを紹介します。さらに、実制作と同一の設計データを用いて製作した縮尺模型も併せて展示します。
デジタルデータが物理的な形へと変換される過程で生まれる多様な表現や、その背後にある設計思想を、来場者に体感していただける機会です。また展示するスケールモデルは、単なる完成品の縮小版ではなく、構造的・空間的な検証や設計思考を深めるための重要なプロセスの一部として位置付けられています。




〉本展覧会について
本展は、設計者がこれまでに手掛けたデジファブ・プロジェクトを、模型とともに振り返る展示です。
設計者は建築設計業務の傍ら、2018年頃よりデジファブ分野での設計・製造・制作活動を開始し、業務での積極的活用と教育分野への普及を目指して活動してきました。
活動開始以前、建築設計の現場では二次元設計が依然として主流であり、設計データは図面(印刷物や2Dデータ)としてのみ利用されるのが一般的でした。しかし、2015年に三次元設計とプログラミングを組み合わせた設計環境を整備し、設計データを業務全体で活用することで、設計業務の合理化、製造工程の半自動化、積算や施工現場でのデータ活用など、多方面での効率化と高度化を実現しました。
展示する模型は、CNC(Computer Numerical Control)、レーザーカッター、3Dプリンタなどで機械加工した部材を組み立てて製作しています。模型製作に使用された設計データは、実寸製造に用いたものをスケールダウンしたものであり、高精度な再現性が特徴です。
本展を通じて、現代の情報技術を個人レベルで活用する「パーソナル・ファブリケーション」の一例をご覧いただければ幸いです。





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【exhibition概要】
会 期|2025年8月14日(木)〜8月28日(木)
時 間|10:00-21:00
会 場|iti SETOUCHI it’s CUBE
住 所|広島県福山市西町1-1-1 1F
入場料|無料
主 催|大田設計事務所
協 力|福山電業株式会社/iti SETOUCHI
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