福山でみつけた「かたちともよう」ワークショップ・3710Lab+iti SETOUCHI
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海洋環境デザイン教育プロジェクト in FUKUYAMA
海と人とを学びでつなぐ「3710Lab」のワークショッププログラム
福山でみつけた「かたちともよう」開催のお知らせ
「海と人とを学びでつなぐ」をテーマにさまざまな専門家と共に活動を展開する、一般社団法人3710Lab(みなとラボ)と、福山のかたちを自分たちで描くワークショップ、福山でみつけた「かたちともよう」を開催します。
講師に、香川在住の画家、山口一郎さんをお招きし、
福山の「街」と「海」のワークショップを2回開催します。
1回目の7/30は、自分がみつけた福山の風景を集め、現在の「街のかたちともよう」を描きます。
2回目は9/18で、鞆の浦に出かけ、海辺でみつけた漂着物や自然物を観察し「海のかたちともよう」を描きます。
それぞれに出来上がった「かたちともよう」は、福山のオリジナルパターンとして、福山の今を伝えます。その後、iti SETOUCHI内で作品展示、館内装飾への活用、販促物へと展開を予定しています。
ワークショップ1
「福山の“街”でみつけたかたちともよう」
2023年7月30日(日) 10:15〜12:30(10:00開場)
会場:iti SETOUCHI コワーキングスペースtovio
◎参加前に実施していただくこと
・自分が思う福山らしい「かたちともよう」や、自分が暮らす街の中で「海」を感じる「かたちともよう」を撮影してください。(何枚でも構いません)(撮影はスマートフォンで大丈夫です)
・事前配布するワークシートに撮影した風景について記入してみてください。
◎ワークショプに持参するもの
・撮影した画像
・ワークシート
◎ワークショップ当日の内容
・撮影画像をみながら、福山らしさとは何か、どんな特徴があるのか。自分の暮らす場所について考えを深めていきます。
・街の中にどんな海はみつかったかを共有し、街と海のつながりを考えます。
・撮影した写真の中から福山の街を伝える「かたちともよう」の輪郭を鉛筆で抜き出します。
ワークショップ2
「福山の“海”でみつけたかたちともよう」in 鞆の浦
2023年9月18日(月・敬老の日) 10:30〜14:45(お昼休憩を含む)
会場:鞆の浦の海辺、iti SETOUCHI
*鞆の浦へ現地集合をお願いいたします。
*鞆の浦→iti SETOUCHIまでの移動は、各自でお願いしております。
*ワークショップ2は、海岸部へ行きますので、保護者の方の同伴をお願いいたします。
◎ワークショップ当日の内容
・鞆の浦にて実際の海をみながら、気になった「かたちともよう」を写真に撮っていただきます。
・iti SETOUCHIに移動し、撮影したものについてワークシートを書いていきます。
・ワークシートをみながら参加者のお子さんにお話しをしていただきます。
・他の人が撮影してきたものをみて、海にはあるけど街にはないものはどんなものか、鞆の浦の海らしい「かたちともよう」はどんなものなのかを考えていきます。
・その後、撮影した写真の中から鞆の浦の海を伝える「かたちともよう」を絵の具一色で描きます。
作品展示
◎ワークショップで集まった「かたちともよう」をデザイン・展示
ワークショップ終了後、皆さんが描いたものを集約し、ひとつの福山のパターンを制作いたします。
完成したパターンとお子さんたちが描いた原画は、iti SETOUCHIで展示する機会を設けます。
ワークショップ募集概要
○開催日
<ワークショップ1> 7/30 (日)「福山の“街”でみつけた かたちともよう」
<ワークショップ2> 9/18(月祝)「福山の“海”でみつけた かたちともよう」 in 鞆の浦
○会場: iti SETOUCHI(広島県福山市西町1-1-1 1F)および、鞆の浦の海辺
○募集人数: 各回、小学生以上の子ども 15名 [参加費無料、要事前申込]
○申込方法:QRコードにアクセスいただき、参加プログラム、参加者情報など必要事項にご記入の上、お申し込みください。<エントリーフォーム>
◎応募期間:7月7日(金)〜7月17日(月・祝)
応募者多数の場合は抽選とし、応募期間終了後にメールにて通知いたします。
過去のワークショップの様子
海で探そう「かたちともよう」のかけらワークショップより(2021年度 香川県高松市にて実施)
講師
山口一郎さん / ichiro YAMAGUCHI
画家。香川県在住。セツ・モードセミナーを卒業後、イラストレーターとして雑誌広告の仕事を始める。2007より、東京青山DEE’S HALLで定期的に展示を開催。そのほかにも、国内外のギャラリーで展示やアートワークを手掛ける。 http://www.yamaguchi-ichiro.com
一般社団法人3710Lab(みなとラボ)
「海と人とを学びでつなぐ」をテーマに、教育学者、科学者、エディター、デザイナーなど多様な専門家たちとともに、新しい学びを描き、深める取り組みを行っています。海と生きるとは何か――答えがひとつではない問いに向け、学校、地域、自治体に寄り添い、そして何より子どもたちとともに、「海の魅力を深める」「人の考えを深める」「学びのあり方を深める」を大切にしたプログラムを“みんなとみなとラボ”で実施しています。
3710Labは、海洋教育とデザインを融合し実践的なプログラムを提供しており、日本財団の助成のもと、全国各地で「海洋環境デザイン教育プロジェクト」を実施しています。
本取り組みは、海に興味関心を持ち、海に関する問題を身近にするためのきっかけづくりを目的とし、実施します。まずは「自分が暮らす街をみよう」をキーワードに、子どもの知的好奇心に働きかけます。自分が暮らす街を意識して観察することで、その土地ならではの特性をみつけ、知るきっかけをつくります。暮らしている場所を知ることで、自分とその場所にどんな関わりがあるのかを考えます。その上で、海や山などの自然は自分の生活とどう関わっていて、どう付き合っていけるのか、それらの環境に眼を向けるきっかけをつくります。