6/1(sun) ダブル著書出版記念イベント in 福山「まちを生きる。わたしを旅する。」

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Event Report
指出一正 × 山崎亮
ダブル著書出版記念イベント in 福山
「まちを生きる。わたしを旅する。」

コワーキングスペースtovioにて、『ソトコト』編集長・指出一正さんとコミュニティデザイナー・山崎亮さんによるトークイベント「まちを生きる。わたしを旅する。」が開催されました。
おふたりの新刊出版を記念して行われた本イベントでは、ローカルやコミュニティに関わり続ける二人が、これからの暮らし方・働き方について語り合いました。

指出さんは「二拠点思考」をテーマに、東京と神戸での生活を通じて得た「距離感の中にある発見」や「関係人口の面白さ」について紹介。
人とまちとの関係性は、固定された「住む」ではなく、流動的な「関わる」ことで新たな価値が生まれるとし、旅するように地域に寄り添う生き方をお話しされました。

山崎さんは「面識経済」という新たな経済観を提示。
数値化できる貨幣経済ではなく、顔と名前を知っているという関係の中で成り立つ経済圏=面識経済がこれからの時代に重要になると語られました。
懐古的な考えではなく、新しいコミュニティのかたちとしての面識経済が、まちの持続可能性や幸福度にも繋がる。

トークセッションでは、「これからのまちとの関わり方」「“自分ごと化”の起点」などがテーマに。
都市でも地方でも、日々の選択の中に“まちと生きる”ヒントがあることの伝わる2時間となりました。

指出さん、山﨑さん、またご来場いただいた皆様ありがとうございました!