小野環「百蝙蝠」展示作品のご紹介
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【小野環「百蝙蝠」】
展示作品のご紹介

iti SETOUCHIセンターホールには、大型インスタレーション《複眼鏡》(2025年)を展示しています。
本作は、見えにくい蝙蝠マークを捉えるための「眼の延長」として制作されたものであり、建物に対する様々な視点が集まる装置でもあります。設定されている望遠鏡の多くは、不要となったカメラやビデオ機器を分解し、レンズなどを再構成して作られています。






また、現在は立ち入ることのできないエスカレーターホールや地下空間には、視覚の拡張としてライブカメラが設置され、視覚の届かない領域にも眼差しを差し向ける試みがなされています。このエリアには、ドローンによってiti SETOUCHIの建物全体を俯瞰的に捉えた映像も投影されており、ひとつの建物に対する多様な「眼」が交差する場となっています。




会期も残り僅かとなりました。
ぜひ皆さまのご来場をお待ちしています。
招聘アーティスト|小野環 @tamakiono_
写真|橋本 健佑 @hakken
企画 ・主催|SLAP @slap_official_

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【作品観覧にあたってのお願い】
《複眼鏡》は定位置で固定されており壊れやすいものとなっておりますので、お手に触れずに覗き込む形でご観覧ください。

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【展覧会概要】
会 期|2025年4月19日(土)〜9月7日(日)
時 間|10:00-21:00(tovioは18:30まで)
会 場|iti SETOUCHI
住 所|広島県福山市西町1-1-1 1F
入場料|無料
tovio 内の展示のみ観覧料550円
各種イベントは有料
主 催|Setouchi L-Art Project(SLAP)
助 成|公益財団法人エネルギア文化・スポーツ振興財団
協 力|NPO法人尾道空き家再生プロジェクト
福山電業株式会社
後 援|福山市、エフエムふくやま